24. Tora-san’s Dream of Spring (1979) : 男はつらいよ 寅次郎春の夢

『男はつらいよ 寅次郎春の夢』(おとこはつらいよ とらじろうはるのゆめ)は、1979年12月28日に公開された日本映画。男はつらいよシリーズの24作目。マドンナは、圭子(香川京子)。

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サンフランシスコのチャイナタウン。寅がケガをして入ってきて死んだら妹にお守りを渡してくれと頼むが、相手はさくらだった。そこへFBIもやってくるが、博の船長が救ってくれ、夢が覚める。

さくらたちがもらいもののブドウを二階で干していると、寅がブドウを土産に帰ってくる。自分の部屋にあがって立腹した寅のところにブドウをもった博がやってきて「これ酸っぱくてまずいブドウだね」といって一悶着。満男は英語塾の帰りで「おじさん」は英語で何ていうかと聞かれ、苦し紛れに「タイガー」とか話す。

帝釈天の境内で落ち込んでいる外国人を見かけた御前様は英語がわからず、ビタミン剤のセールスマンとして来日したものの日本の商習慣が分からず失敗続きのマイケルを「とらや」に招いて日米親善のため親切に振舞った。満男が通う英語塾の先生・高井めぐみと、その母・圭子)が「とらや」を訪れて助けてくれた。

旅先の和歌山から「とらや」に舞い戻った寅次郎はアメリカ嫌いだといって困らせるが、圭子母子がやってきて圭子が未亡人と知ると例のごとく寅次郎は一目惚れ。だが、さくらに馴れ馴れしいマイケルのことが気に入らず、マイケルもさくらの兄だと知らず、険悪な雰囲気となる。文化の違いを乗り越え、次第に友情が芽生える寅次郎とマイケルであった。マイケルは京都の芝居小屋で「蝶々夫人」を観てさくらが歌い、自分はピンカートンになった気持ちになる。寅次郎は圭子母子を「とらや」に迎えて、駐米中に亡夫が考えをはっきり話さないことで悩んだという話を聞くが、言葉では伝えられない心があると講釈する。

「とらや」に下宿し、さくらの優しさに惹かれていくマイケルは、さくらが人妻であるにもかかわらず、売れずにアメリカに帰るといって、思いつめて「アイラブユー」と告白してしまう。そのことをさくらから告白された寅次郎は、マイケルが自分と同じような恋に不器用な人間であると理解する。さくらがめぐみから教えられたばかりの拙い英語で”This is impossible.”と答える。その頃、圭子の家には知人の船長が訪問して、寅次郎はめぐみから「もうじき親戚になる」と教えられ、圭子から土産の福寿草が英語でアドニスで「神話に出てくる二枚目」と教えられる。マイケルの告白を知らされた寅次郎は「それでいいんだ」と優しくさくらを諭し、ただし「博には黙っていろよ」と付け加え、正月が近いから旅に出るといってマイケルと一緒に「とらや」を出て行く。

正月になり、帰米したマイケルから「後悔と反省の日々」という葉書が届く。

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