40. Tora-san’s Salad-Day Memorial (1988) : 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日

『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』(おとこはつらいよ とらじろうサラダきねんび)は、1988年12月24日に公開された日本映画。男はつらいよシリーズの40作目。

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40. Tora-san’s Salad-Day Memorial (1988) / 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日のあらすじ

初秋の信州は小諸を訪れた寅次郎は、そこで一人暮らしの老婆と知り合い、楽しい一時を過ごした。そこへ未亡人の女医真知子(三田佳子)が老婆を迎えに来ると、老婆は病院でなく、家で死にたいという。寅次郎は病身の老婆を励まして、何とか入院させる事に成功した。真知子とすっかり仲良くなった寅次郎は、またしても恋の虜になったのであった。そこへ、東京から姪である由紀(三田寛子)が訪ねてくる。由紀の趣味は短歌。柴又に帰った寅次郎は、由紀が通う早稲田大学へ出かける。そして、ひょんなことから講義を受ける事になるが、ワットに始まる産業革命を語る教授に対しておかしな質問をし、講義を滅茶苦茶にしてしまい、ついには自分で友人の「ワットくん」(第20作『男はつらいよ 寅次郎頑張れ!』で中村雅俊が演じた青年)のガス自殺未遂の話などおかしな講義を行ってしまう。「寅さんが早稲田の杜にあらわれてやさしくなった午後の教室」。

しばらくすると、小諸で出会った老婆が危篤だという連絡が入る。寅次郎は由紀と茂(尾美としのり)の車で急いで小諸へ向かうが、一足遅く老婆は亡くなってしまっていた。老婆は終始、家で最期を迎えたいと望んでいたが、叶えられる事は無かった。病人の最期についてどう迎えさせていいのか悩む真知子は、寅次郎の胸で泣く。しかし、相変わらず寅次郎は受け止めてやれないのであった。寅次郎は一足先に小諸から去ることにする。それを知った由紀が、「叔母様を好きなのね」と呟く。すると寅は由紀が作ったばかりのサラダを一口食べて、「うん、いい味だ」とだけ答える。そして、由紀は寅次郎の一言に触発されて「サラダ記念日」という短歌を詠むのであった。そして、寅次郎は九州へ旅立って行った。さくらと博は由紀の短歌がとてもいいから出版でもしようかと相談するのであった。

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