48. Tora-san to the Rescue (1995) / 男はつらいよ 寅次郎紅の花

『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(おとこはつらいよ とらじろうくれないのはな)は、1995年12月23日に公開された日本映画。『男はつらいよ』シリーズの最終作(第48作)。マドンナは浅丘ルリ子。

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48. Tora-san to the Rescue (1995) / 男はつらいよ 寅次郎紅の花のあらすじ

ある日、くるまやの面々が何気なくテレビを見ていると、この年に起こった阪神・淡路大震災におけるボランティアのドキュメンタリーが放送されていた。そして、そこになんとボランティアとして活躍する寅次郎の姿が。村山総理を村ちゃんなどと呼び、大活躍していた。その事で皆はビックリ仰天。そうしているうちに、満男が思いを寄せていた泉が訪ねてきた。なんと医者の卵とお見合いをして結婚するという話で満男に相談しに来たというのだが満男は気が動転し、素っ気ない態度を取り、そのまま別れる。しかし、昂った感情をどうにも抑える事が出来ず、結婚を止めさせるために津山に行き、結婚式当日に、レンタカーを運転して泉の乗った車の進路を塞ぎ後退させた。この地方では花嫁を後退させる事は縁起が悪い事とされていたため、式は即時中止となってしまう。関係者に殴られた後、満男は酔っぱらって、ブルートレインに乗り、そのまま鹿児島県奄美群島加計呂麻島にやってきた。

そこで偶然リリーと出会い、彼女の家に泊まることになるがそこにはなんとリリー(浅丘ルリ子)と夫婦同然に暮らす寅がいたのだ。

満男は、しばらく島で漁師の手伝いなどで反省しながら暮らしていた。寅は自分のことを棚にあげ、そんな満男に説教をしたりする。それを聞いたリリーは寅に「女は男の気持ちをきちんと伝えてほしいんだよ」「きれいごとなんかじゃないの」「男は卑怯なの」とあるだけの罵詈雑言を浴びせる。リリーは満男を誘って「島育ち」を歌いながら飲みに行く。

泉は柴又を訪ねて博と会い、縁談を解消したと告げ、満男の真意を確かめるために奄美にやって来た。海岸で「どうしてあんな事をしたの?」と問い詰める泉に「愛しているからだよ!」と不器用に叫ぶ満男。感激する泉。ついに満男と泉はお互いの気持ちを通じ合えたのだった。寅とリリーもその瞬間を見届け、「無様だね」という寅に「若いんだもの、いいんじゃない。私たちと違うわ」とリリーは涙。

やがて寅はリリーを連れて柴又へ帰郷。思い出話に花が咲く寅とリリーだったが、ふとしたことから喧嘩し、リリーは島へ帰ろうとする。またも旅支度を始めた寅に、さくらは、なぜリリーさんを止めないのか、リリーさんがお兄ちゃんと一緒にいてくれることがどれだけ嬉しいのかと訴える。すると、タクシーに乗り込もうとするリリーの隣りに、突如として寅が乗り込んだ。「か弱い女を一人寂しく旅立たせるわけにはいかないだろ」「寅さん、どこまで送っていただけるんですか?」「男が女を送るって場合はな、その女の玄関まで送るってことよ」。

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