『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』(おとこはつらいよ とらじろうわすれなぐさ)は、1973年8月4日に公開された日本映画。マドンナ(旅回りのキャバレー歌手:松岡リリー)役に浅丘ルリ子をむかえた『男はつらいよ』シリーズの第11作。
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11. Tora-san’s Forget Me Not (1973) / 男はつらいよ 寅次郎忘れな草のあらすじ
初夏の北海道網走に出向いていた寅次郎は、そこでドサ回りの三流歌手リリー松岡(松岡清子)(浅丘ルリ子)と出会う。何かにつけて悪態をつく男勝りのリリーに寅次郎も最初のうちは手を焼いた。が、やがてそれが虚勢だと気づいた寅次郎は、自分の身の上とリリーの育った環境が良く似ていることから同情心を抱く。リリーも心に傷を負った寅次郎の話を聞くうちに、寅次郎を兄のように慕うようになった。しかし、寅次郎の同情心はやがて抑えがたいほどの恋心へと変化していくのであった。
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